NR-MZ100PREMIさわってみた3
新設計にあたって、やはりサウンドナビたるもの「音質」に拘った。と。
当たり前ですよね。うん。
しかしオーディオってそんな簡単じゃないんですよ。ましてや車内。ましてや2DINという制約。
んで、とりあえず電源系に徹底的に拘ったそうです。
電源ハーネスから一番近い場所に電源回路を配置し、パワーIC、コンデンサーなども3000回にも及ぶ試聴の上、「選んだ」ではなく「作った」そうですwええ、愛すべきアホですね。
例えば基盤上で輝く一番大きな電源コンデンサー。
【その数値は4500μファラッド。】
はい、違和感を感じた方いらっしゃいますか?
通常、コンデンサーといえば、3300とか、3700とか4700という風にある程度数値が決まっているんですよ。なので、4700を使用する場合は各社の4700を集めて試聴比較するというのが一般的なのですがねw
一般論としてですが、コンデンサーの数値を小さくすると「細かさ」が。大きい物を選ぶと「力強さ」が出ると言われます。
コンデンサーの表皮に刻まれた小さな小さな数値にも大きな大きな拘りがあるのですねぇ。
そしてその電源回路から供給された電気は12V→9V→6V→3.3Vと各回路に振り分けられる訳ですが、90シリーズとの大きな相違点として、「より細分化された独立電源」が挙げられます。
サウンドナビのようなデジタル音響機器で一番電気を食うのは「DSP」という、音響処理の中枢部分。簡単に言えば一番大切なコンピューター部分です。
前モデルではDSPへの給電が1系統では間に合わず、オーディオ用電源とデジタルTV用電源から2系統に分けて給電を行っていました。
今回のNR-MZ100PREMIでは、その処理を独立させるのみならず、D/Aコンバーターというデジタルアナログ変換の回路への給電にも注目。
実はD/Aコンバーターの内部にも「アナログ電源」と「デジタル電源」が必要となるのですが、ノイズ除去フィルターを含め、4系統の電源を用意し、左右完全独立の回路を構成しています。
まさにこんなの見た事ねぇwww
で、不必要に高性能な32bitD/Aコンバーターはおなじみバーブラウン社製ですが、より高性能な「アドバンスド」モデルに換装。
よりデジタルノイズの影響を受けにくい、車内という環境にとって魅力的な構成になっています。
ノイズの影響を受けにくいといえばナビ基盤のマイナス電源回路がオーディオ基盤に影響を与えないようになっているというのも革新的ですね。
総合でのノイズの発生量は対90PREMIでなんと1/2000以下という(驚
当然のように試聴した瞬間にその空間静寂性に驚かされました。
書いてて、思い出し感動しつつ、続く(笑
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